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古い切手帳をめくっていたら、競技の絵が入った「国民体育大会記念」の切手がたくさん出てきた。そんな時、『これって価値があるの?』と気になりますよね。
結論から言うと、国体記念切手は大会ごとに毎年のように出てきた、とても息の長いシリーズです。枚数が手元にそろいやすい分、まずは使うか、残すか、売るかを落ち着いて分けるのがおすすめです。
この記事を読めば、国体の切手の移り変わりと、手元の切手をどう扱えばいいかが分かります。
国体記念切手とは?大会にあわせて出てきたシリーズ
国体記念切手は、国民体育大会の開催にあわせて発行されてきた記念切手です。第2回大会から発行が始まったとされ、2026年の第80回大会でも切手が出ています。
国体の切手は、毎年の大会ごとに1回ずつ出ることが多いんです。そのため、開催地や競技の絵が違う切手が、何十年分も積み重なっています。
国体記念切手、国民体育大会記念切手、記念切手の国体シリーズなど、呼び方はいろいろあります。どれも同じシリーズを指していると考えて大丈夫です。
記念切手そのものの意味や、普通切手との違いは記念切手とは?で紹介しています。
いつから始まって、今も続いている?
第1回大会では切手は発行されず、1947年の第2回大会(石川)から発行されたと紹介されることが多いです。第2回の切手は、ハードル・飛込み・円盤投げ・バレーボールの4種だったとされています。
そして、2026年9月2日には「第80回国民スポーツ大会・第25回全国障害者スポーツ大会」の110円切手が日本郵便から発行されています。
つまり、このシリーズは終わったわけではなく、今も続いているんです。
名前が「国民スポーツ大会」に変わっても続いている
2024年9月4日に発行された第78回大会(佐賀)の切手は、「国民スポーツ大会」の名前で出ています。大会の名前が変わっても、切手の発行は引き継がれているということですね。
『最近の物は国体の切手じゃないの?』と迷うかもしれません。ただ、家で分ける時は、同じシリーズの続きとして一緒にまとめておくと探しやすくなります。
| 手元の切手の表記 | どう考えるか |
|---|---|
| 国民体育大会記念 | 昔からの国体記念切手 |
| 国民体育大会(ふるさと切手として発行された回) | 国体のシリーズの一部 |
| 国民スポーツ大会 | 名前が変わった後の続き |
時代で変わった種類の数と額面
国体の切手は、初めのころは1回に4種、その後2種、さらに1種と、1回に出る種類が少なくなっていったと紹介されています。途中からは「ふるさと切手」として出た回もあります。
手元の国体の切手が1枚なのか、2枚組なのかを見ると、だいたいの時代の見当がつくこともあります。おおまかな流れを表にしてみました。
| 大会の回 | 1回に出た種類の数(とされる数) | 補足 |
|---|---|---|
| 第2〜5回 | 4種(第3回だけ冬季を含めて5種) | 競技ごとに図案が分かれる |
| 第6〜21回 | 2種 | 2つの競技を描くことが多い |
| 第22回以降 | 1種 | 1回の大会に1種類 |
| 第44〜46回、第57回以降 | 1種(ふるさと切手として発行) | 地域の切手として扱われる |
細かい種類数は資料によって書き方が違うこともあるので、目安として見てください。1枚ずつの正確な情報は、日本郵便の切手発行一覧で確かめられます。

額面ははがきの料金に合わせていたと言われる
国体の切手は、はがきの料金に合わせた額面で出ていたと紹介されることが多いです。例えば、1997年9月12日の第52回大会の切手は50円でした。
最近では、2019年8月28日の第74回大会が84円、2024年と2026年の大会は110円で出ています。時代ごとの郵便料金とあわせて見ると、額面の変わり方が分かりやすいですよ。
出なかった年もある
2021年の第76回大会(三重)は、大会が中止になったため、切手の発行も中止されています。
『毎年そろえていたのに1年抜けている』という時は、こうした事情がある場合もあります。抜けている回は、日本郵便の発表で確かめてみてください。
家の国体記念切手は「集める・使う・売る」で分ける
国体の切手は枚数がたまりやすいので、全部を同じように扱うと迷ってしまいます。シリーズとして集めたい物、手紙に使う物、売る物の3つに分けてみてください。
実家の引き出しから、国体の切手が何年分もまとめて出てきた場合を考えてみます。全部を残すのは場所を取るし、全部を使うのももったいない気がしますよね。
そこで、手元の切手を次の表で分けてみるのがおすすめです。
| 手元の切手の状態 | 向いている扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 開催地の順にきれいにそろっている | 集める(残す) | シリーズとして見返す楽しみがある |
| 同じ回のシートが何枚も重なっている | 使う、または売る | 同じ物を何枚も残しても使い道が限られる |
| 50円・84円・110円などのバラが散らばっている | 使う | 今の郵便料金と組み合わせやすい |
| 銭単位の古い切手、初期の4種そろい | 売るか残すかを相談 | 使えるか未確認で、値段も物によって違う |
| 汚れ・破れがある | 残すか処分 | 郵便には使えない |

集めたい人は開催地の順に並べてみる
国体の切手は、大会の回と開催地がはっきりしているので、順番に並べやすいシリーズです。ストックブックに回の順で差し込むと、抜けている年がひと目で分かります。
集め方のコツは記念切手の集め方で紹介しています。
使う人は額面ごとに分ける
手紙に使う分は、50円、84円、110円のように額面ごとに封筒へ分けておくと便利です。組み合わせを考える時に、探す手間がぐっと減ります。
- 汚れや破れがないか見る
- シートとバラを分ける
- 同じ回の切手が何枚あるか数える
- 額面ごとに分けておく
- 家族の思い出の品かどうかを聞いておく
今の郵便で国体記念切手を使うには
切手には有効期限がないので、国体の切手も今の郵便に使えます。2024年10月1日の料金改定の後は、はがき85円・定形郵便物110円なので、足りない分を別の切手で足して貼ります。
『昔の50円の切手なんて、もう使えないでしょう?』と思う方も多いはずです。実は、日本郵便は切手に有効期限の定めはないと案内しています。
料金が上がった後は、昔の額面の切手に差額を足して使えばいいんです。国体の切手は額面が分かりやすいので、組み合わせも考えやすいですよ。
| 送る物(2024年10月改定後) | 国体の切手を使った組み合わせの例 |
|---|---|
| はがき 85円 | 84円+1円 |
| はがき 85円 | 50円+30円+5円 |
| 定形郵便物 110円 | 110円の切手1枚 |
| 定形郵便物 110円 | 84円+26円 |
| 定形郵便物 110円 | 50円+50円+10円 |
例えばこんな場面で
親戚への手紙に、昔の国体の切手を何枚か組み合わせて貼る場面を考えてみます。競技の絵が並ぶ封筒は、受け取った人との話のきっかけにもなりますよね。
「この切手、昔の国体のなんだって」「懐かしいね」。そんな会話が生まれるのも、記念切手を使う楽しさです。
貼る枚数が多くなる時は、額面の大きい切手を1枚入れると、全体がすっきりまとまります。例えば110円の封書なら、84円の国体の切手を主役にして、残りを小さな額面で足すイメージです。
組み合わせのマナーは記念切手の使い方で詳しく紹介しています。
- 汚れたり破れたりした切手は郵便に使えない
- 銭単位の古い切手が今使えるかは、公式の案内を確かめられなかったので、郵便局の窓口で聞いてみる
- 切手をたくさん貼る時は、宛名の邪魔にならない位置にまとめる
国体記念切手を売る・手放す時に知っておきたいこと
国体の切手に限らず、多くの記念切手は買取では額面より低い価格になることが多いと言われます。どのくらいの値段になるかは、切手の種類や状態、量によって変わります。
国体の切手は毎年のように出てきたので、同じ物が多く出回りやすい面があります。切手の価値は、発行枚数や珍しさで決まると言われるからです。
ただ、どの切手がいくらになるかは、見てもらわないと分かりません。相場の見方は記念切手の買取相場の見方で紹介しています。
売り方ごとの特徴
| 手放し方 | 向いている場合 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 切手の買取専門店 | まとまった量・古い切手・シートが多い | 査定料や出張料を無料にしている所が多い |
| 郵便局で交換 | 普通切手やはがきに替えて使いたい | 手数料がかかる。特殊切手には交換できない |
| フリマ・オークション | 自分で出品の手間をかけられる | メルカリは未使用の切手を出品禁止にしている。他のサービスも出品前に規約を確かめる |
郵便局の交換では、99枚までなら切手1枚につき6円の手数料がかかります。現金での払い戻しはしていないので、使う予定がある時の方法と考えておきましょう。
昭和40年代の切手が多い時は、昭和40年代の記念切手の値段もあわせて読んでみてください。
使う予定のない国体の切手が何年分もまとまってあるなら、査定で今の値段を確かめてから決める方法もあります。
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切手シートやバラ切手がまとまってあるなら、切手の買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
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国体記念切手についてよくある相談
国体の切手については、「今も発売しているか」「一番長いシリーズなのか」「買っておくと得か」といった相談が見られます。知恵袋で見かけた相談を、要点だけまとめて答えます。
国体の記念切手は、今でも発売している?
国体や切手趣味週間のシリーズは今も出ているのか、という相談です。昔集めていた方ほど気になりますよね。
国体のシリーズは今も続いていて、2026年9月2日にも第80回大会の切手が出ています。新しい物は郵便局や郵便局のネットショップで扱われることが多いので、発行日の前後に確かめてみてください。
日本の記念切手で一番長いシリーズは国体?
国体が一番長く続いている記念切手なのか、という相談です。
どれが一番長いかは、途中で中断した年をどう数えるかで変わるので、ここでは決めつけません。ただ、国体は第2回大会から今まで続く、とても長いシリーズの一つなのは確かです。
国体の切手は、買っておくと値上がりする?
将来のために国体の切手を買っておくといいのか、という相談です。
値上がりを期待して買うのは、あまりおすすめできません。毎年出るシリーズで手に入りやすいので、手紙に使ったり、開催地の思い出として集めたりと、楽しむ目的で買うのが気持ちよく付き合えるはずです。
よくある質問
国体記念切手は今の郵便に使えますか?
切手には有効期限がないので使えます。2024年10月改定後の料金に足りない分は、別の切手を足して貼ってください。汚れや破れがある物は使えません。
国民スポーツ大会の切手も国体記念切手の仲間ですか?
大会の名前が変わった後の続きと考えてよいです。第78回大会(佐賀)の切手は「国民スポーツ大会」の名前で発行されています。
国体の切手を郵便局で現金に替えられますか?
郵便局では現金での払い戻しはしていません。手数料を払って普通切手やはがきに交換することはできます。
第2回の国体の切手は今も使えますか?
第2回の切手は銭単位の額面とされています。銭単位の切手が今使えるかは公式の案内で確かめられなかったので、郵便局の窓口で聞いてみてください。
新しい国体の切手の発行日は、どこで確かめられますか?
日本郵便の切手発行一覧で、発行年度や名称から過去と今後の発行を調べられます。発行日の調べ方は記念切手の発売日の記事でも紹介しています。
まとめ
- 国体記念切手は、第2回大会から始まり、2026年の第80回大会でも出ている長いシリーズ
- 1回に出る種類は4種、2種、1種と減っていき、ふるさと切手として出た回もある
- 家にある国体の切手は、集める・使う・売るの3つに分けると扱いやすい
- 切手に有効期限はなく、今の料金に足りない分を足せば手紙に使える
- 値段は種類や状態、量で変わるので、売る時は見てもらってから決める
まずは手元の国体の切手を、回の順に並べてみてください。そろっている物と重なっている物が見えてくると、使う分と残す分が自然に決まってきます。





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