昭和40年代の記念切手の値段|今の価値と上手な使い道

昭和40年代の記念切手の値段と使い道を解説する記事のアイキャッチ

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『親が昭和40年代に集めていた記念切手、今はどのくらいの値段になるんだろう』と、ストックブックを開いて考えていませんか。15円や20円の切手がずらりと並んでいると、使い道にも迷いますよね。

結論から言うと、昭和40年代の記念切手の値段は「額面の小ささ」「発行枚数の多さ」「保存状態」の3点で見当がつきます。そのうえで、使う・売る・残すを分けて決めるのが近道です。

この記事を読めば、記念切手の値段を昭和40年代の物に絞って考える時の見方と、今の郵便での上手な使い道が分かります。

目次

昭和40年代の記念切手の値段は2つに分けて考える

先に結論

昭和40年代の記念切手の値段は、「郵便に使う時の値段」と「売る時の値段」に分けて考えます。使う時は額面どおり、売る時はお店や状態で変わります。

切手の値段と聞くと、売った時の金額を思い浮かべる方が多いはずです。ただ、昭和40年代の切手の場合、使う時の値段もとても大事なんです。

切手には有効期限の定めがないので、昭和40年代の15円切手も、今も15円分の郵便料金として使えます。一方で、売る時の値段は買い取る側が決めるので、額面と同じになるとは限りません。

見方昭和40年代の記念切手の場合
使う時の値段額面どおり。15円なら15円分の郵便料金になる
売る時の値段切手の種類・状態・量・お店で変わる。額面より低いことが多いと言われる
郵便局での交換手数料を払えば普通切手などに交換できる。額面が小さいと手数料の割合が大きい

記念切手の値段の全体像は、記念切手の値段|額面・販売価格・買取価格の違いで紹介しています。

例えばこんな場面

例えば、15円の記念切手が100枚あったとします。郵便に使えば1,500円分の料金として、すべて額面どおりに使えます。

一方で売る時は、お店がその切手をいくらで買い取るかで金額が決まります。同じ100枚でも、使うか売るかで手元に残る価値の考え方が変わるわけです。

昭和40年代はどんな記念切手が出ていた?

額面は15円・20円が目立つ

昭和40年代(1965〜1974年)は、郵便料金が2回変わった時期です。そのため、記念切手の額面も15円や20円の物をよく見かけます。

手元の切手がいつ頃の物か分かると、値段の見当もつけやすくなりますよね。まずは当時の郵便料金を見ておきましょう。

当時の郵便料金

実施日定形郵便物(25gまで)通常はがき
1966年(昭和41年)7月1日15円5円から7円に
1972年(昭和47年)2月1日15円から20円に7円から10円に
1976年(昭和51年)1月25日50円20円

一般の記念切手は封書の料金、国体の切手ははがきの料金に合わせた額面だった、と紹介されることが多いです。ただ、すべての切手がそうだったかは、日本郵便の発行一覧で一つずつ確かめてみてください。

昭和40年代の主な記念切手の例

発行日切手額面
1966年11月1日国立劇場開場記念15円・25円・50円の3種
1969年10月第16回万国郵便大会議(東京)15円・30円・50円・60円の4種
1971年2月6日札幌オリンピック冬季大会募金15円+寄附金5円の2種
1971年4月20日郵便創業100年記念15円の3種
1971年8月2日第13回世界ジャンボリー記念15円
1972年2月3日札幌オリンピック冬季大会記念20円・20円・50円の3種と小型シート
1972年11月4日ボーイスカウト50年記念20円
1974年10月9日UPU創設100年20円・50円の2種
寄附金付きの切手は額面だけが使える

1971年の札幌オリンピック冬季大会募金のような寄附金付きの切手は、「15円+5円」のように書かれています。切手の料額は15円で、5円は寄附金として上乗せされた分です。手紙に貼る時は、15円の切手として数えて組み合わせを考えてみてください。

このほか、国立公園や国定公園のシリーズ切手も、この時期にたくさん出ていました。国立公園の第2次シリーズは1962年に始まり、1974年3月15日の西表が最後とされています。

昭和40年代の郵便料金の変化と、15円・20円の記念切手が多い理由を時間軸で示した図解

「NIPPON」の文字が手がかりになる

実は、1966年以降の日本の切手には、国名のローマ字表示として「NIPPON」が入っています。1966年1月に発効した万国郵便条約で、国名のローマ字表示が求められたためです。

手元の切手に「NIPPON」があれば1966年以降、なければそれより前の物かもしれない、という見当がつきます。昭和の切手全体の流れは昭和の記念切手で紹介しています。

手元の切手がいつの物か調べる手順
  1. 切手に書かれた額面と「NIPPON」の有無を見る
  2. 印面の記念の名前(「〇〇記念」など)を読み取る
  3. 日本郵便の切手発行一覧や郵政博物館の資料で名前を探す
  4. 分からない物は、査定の時にまとめて見てもらう

例えば「国立劇場開場記念」と読めれば、1966年の切手だと分かります。この切手については国立劇場開場記念切手でくわしく紹介しています。

『全部を一枚ずつ調べるのは無理』という時は、気になる数枚だけ調べて、残りは額面ごとに分けておくだけでも十分です。

3つの点で見る:額面・発行枚数・保存状態

値段を左右するのはこの3点

昭和40年代の記念切手を売る時の値段は、額面が小さいこと、発行枚数が多いこと、保存状態の3点で考えると見当がつきます。

『昭和の切手なら、それなりに古いから値打ちがあるのでは』と期待したくなりますよね。ただ、昭和40年代の切手は、古さだけで値段が決まるわけではないんです。

1. 額面が小さい

15円や20円の切手は、今の郵便料金から見るととても小さな額面です。はがき1枚(85円)を送るにも、15円切手なら5枚と10円分が必要になります。

使う側から見ると手間がかかるので、まとまった量になるほど使い切るのが大変です。この「使いにくさ」が、売る時の値段にも影響すると考えられます。

例えばこんなやりとりもよく聞きます。

「この切手、全部使えば結構な金額になるよね」
「でも、はがき1枚に6枚も貼るのは大変そう」

2. 発行枚数が多い

この時期の記念切手には、発行枚数が多い物もあります。例えば1971年の郵便創業100年記念は、1種につき3,050万枚が発行されました。

切手の値段は、発行枚数と希少性で決まるとよく言われます。発行枚数が多い切手は手に入れやすいので、額面以下でしか取引されないことも少なくないとされています。

切手発行枚数
郵便創業100年記念(1971年)各3,050万枚
第13回世界ジャンボリー記念(1971年)3,500万枚とされる
国立劇場開場記念(1966年)2,200万・1,600万・1,200万枚とされる

3. 保存状態

同じ切手でも、状態によって見られ方が変わります。汚れたり破れたりした切手は、郵便にも使えなくなるので注意しておきましょう。

状態のチェックリスト
  • 切手の裏ののりが残っているか
  • シミや変色がないか
  • 折れや破れがないか
  • シートの場合、端までそろっているか
  • 消印のない未使用か

この3点のどれが当てはまるかで、使う・売る・残すの考え方が変わってきます。額面が小さい古い切手の使い方は10円・20円・50円など古い額面の記念切手の使い方でも紹介しています。

昭和40年代の記念切手を、額面・発行枚数・保存状態の3点でチェックする流れの図解

使う・売る・残すの判定表

量と状態で答えが変わる

少量なら手紙に使う、まとまった量や状態のよいシートが多いなら査定、思い出のある物は残す、と分けて考えるのがおすすめです。

ここまでの3点をふまえて、手元の切手をどうするかを決めていきましょう。

手元の状態おすすめ理由
バラの15円・20円が少しだけ使う差額を足して手紙に使えば額面どおりの価値になる
バラが大量で、使い切れない売る(査定)何年かけても使い切れない量なら、まとめて査定した方が早い
シートがまとまってある売る(査定)状態がよいシートは、まとめて見てもらう方が判断しやすい
状態が悪い・汚れている使える物だけ使う汚れや破れがある切手は郵便に使えない
親が大切に集めていた・思い出がある残す気持ちの面で、手放すと後悔しやすい
何が混ざっているか分からない先に査定中に値段がつきやすい物が入っているか分かる

例えばこんな場面です。実家の押し入れから、昭和40年代の記念切手シートが数十枚出てきた場合を考えてみましょう。

手紙に使うとしても、15円や20円の切手を何百枚も貼るのは大変ですよね。こういう時は、まず切手の買取専門店の無料査定で今の値段を確かめてから、売る分と使う分を家族で相談して決めると落ち着いて進められます。

売り先の選び方

売ると決めた時の主な売り先は、次のとおりです。

売り先向いている人気をつけたいこと
切手の買取専門店量が多い・古い切手が混ざっている人査定料・出張料を無料にしている所が多い。納得できなければキャンセルできる所もある
金券ショップ今の額面に近い切手を少し売りたい人古い記念切手の扱いはお店によって違う
フリマ・ネットオークション自分で出品と発送ができる人メルカリは未使用の切手を出品禁止にしている。ヤフオク・ラクマは最新の規約を確認する

出張買取や宅配買取もあるので、量が多くて持ち運べない時は、自宅で査定してもらう方法も考えてみてください。相場の見方は記念切手の買取相場の見方で紹介しています。

シートとバラ、どちらが多いかを先に見る

手元の切手は、シートのままの物と、切り離されたバラの物に分かれていることが多いですよね。どちらが多いかで、次にやることも変わってきます。

多いのは次にやること
シートシートを傷めないように平らにまとめ、査定で今の値段を確かめる
バラ(未使用)額面ごとに分け、使う分と査定に出す分を決める
バラ(使用済み)使えないので、扱いを買取店に問い合わせる

バラの切手の売り方はバラの記念切手は売れる?でくわしく紹介しています。

家族の切手を手放す前に

親や祖父母が集めた切手には、値段では測れない思い出があることも多いものです。売るか残すかは、家族で相談して決めておきましょう。

「使わない分は、一度値段だけ見てもらってもいい?」
「気に入っていたシートがあれば、先に分けておくね」

こんなふうに声をかけると、話を切り出しやすくなります。

査定の前にしておくこと
  • シートとバラに分ける
  • バラは額面ごとにまとめる
  • シミや折れを無理に直そうとしない
  • 残したい物を先に家族で分けておく
  • 本人確認の書類を用意する

まとまった量の昭和の切手があるなら、査定で今の値段を確かめてから、売るか使うかを決める方法もあります。

切手買取のバイセル

使わない記念切手、今いくらになるか確かめてみませんか

切手シートやバラ切手がまとまってあるなら、切手の買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

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(買取サービスの公式サイトに移動します)

昭和40年代の切手を今の郵便で使い切るコツ

額面を組み合わせて貼る

15円や20円の切手は、何枚か組み合わせて今の料金にします。2024年10月1日の改定後は、はがき85円、定形郵便物110円です。

『使うといっても、何枚も貼るのは見た目が気になる』という方もいますよね。記念切手を何枚も並べた封筒は、受け取った人に喜ばれることもあります。

組み合わせの例

送る物15円切手を使う例20円切手を使う例
はがき(85円)15円×5枚+10円分20円×4枚+5円分
定形郵便物(110円)15円×4枚+50円分20円×5枚+10円分

足りない分は、今の普通切手で足します。日本郵便では、2円・5円・10円・50円などの小さな額面の普通切手も売られています。

15円・20円の記念切手を組み合わせて、今のはがきや定形郵便物の料金にする貼り方の図解

郵便局で交換する時は手数料に注意

使い切れない分を、郵便局で普通切手にまとめて交換する方法もあります。ただ、額面が小さい切手ほど、手数料の割合が大きくなるんです。

交換する切手1枚の手数料(99枚まで)交換で受け取れる分の目安
20円切手6円14円分
15円切手6円9円分
7円など10円未満の切手合計額の半額額面の半分

ここが大事なところです。15円の切手を交換すると、1枚あたり6円の手数料で、手元に残るのは9円分になります。

少しずつでも手紙に使える方なら、交換より使う方が額面を活かせます。交換の手続きは記念切手は郵便局で交換できる?で紹介しています。

よくある失敗

大量の小さい額面の切手を、手数料を確かめずに全部交換してしまう失敗です。交換は特殊切手を受け取れないことも含めて、先に条件を見ておきましょう。

貼る時のちょっとしたコツ

何枚も貼る時は、封筒の左上から横に並べると見た目が整います。宛名や住所にかからないよう、貼る前に並べ方を決めておくとスムーズです。

古い切手は裏ののりが弱っていることもあります。貼った後に端が浮いていないか、軽く押さえて確かめておきましょう。

どんな郵便に使うと使い切りやすい?

小さい額面の切手は、まとめて郵便を出す場面で使うと減りが早くなります。

場面料金(2024年10月改定後)使い方の例
絵はがきなどで出す季節のあいさつはがき85円20円4枚と5円分を1枚ずつに
書類の返送や手紙定形郵便物110円20円5枚と10円分

例えば季節のはがきを30枚出すなら、20円の切手を120枚使える計算です。少しずつでも、使い道を決めておくと減っていきますよ。

昭和40年代の記念切手でよくある相談

「額面以上で売れる?」が一番多い

昭和の記念切手については、「まとめて売りたい」「額面以上で売れないか」「小さい額面の使い道がない」といった相談がよく見られます。

昭和30年代から50年代の記念切手を売りたい

昭和30年代から50年代の記念切手をまとめて売りたいが、どうすればいいか、という相談です。

年代の幅が広い場合は、古い物と新しい物で値段の付き方が違うことがあります。年代ごとにおおまかに分けてから、切手の買取専門店で一度まとめて査定してもらうと、どれに値段がつくか分かります。

記念切手ブームで大量に買った切手は額面以上で売れる?

昭和30年から50年頃の記念切手ブームで大量に買った切手を、なるべく高く売りたい、という相談です。

発行枚数が多い時期の切手は、額面以下で取引されることも少なくないとされています。高く売れるかどうかは、種類と状態、量、お店しだいです。

『せっかく買ったのに』という気持ちもありますよね。売る前に査定を2〜3か所で比べると、納得して決めやすくなります。

比べる時は、同じ切手の束をそのまま見てもらうのがコツです。中身を入れ替えると、どこが高いのか比べにくくなってしまいます。

20円の古い記念切手がたくさんあって使い道がない

古い20円の記念切手がたくさんあるが、よい使い道はないか、という相談です。

20円切手なら、5枚と10円分で定形郵便物の110円になります。年賀状や季節のあいさつなど、まとめて手紙を出す時期に少しずつ使うのも一つの方法です。

使い切れないほどあるなら、使う分を残して、残りを査定に出すという分け方もできます。

例えば1年で手紙を何通出すかを考えて、その分だけ手元に残すと、残す量の目安が立てやすくなります。

よくある質問

昭和40年代の記念切手は、今も郵便に使えますか?

使えます。切手には有効期限の定めがないので、今の料金に足りない分をほかの切手で足して貼れば使えます。

昭和40年代の記念切手の値段は、額面より高いですか?

種類や状態によりますが、発行枚数が多い切手は、買取では額面より低い価格になることが多いと言われています。くわしくは査定で確かめてみてください。

昭和40年代の切手かどうか、見分ける方法はありますか?

1966年以降の日本の切手には「NIPPON」の表示があります。額面が15円や20円かどうかも手がかりになります。

郵便局で現金に換えてもらえますか?

郵便局では現金での払い戻しはしていません。手数料を払って普通切手やはがきなどに交換することはできます。

使用済みの昭和の記念切手にも値段はつきますか?

使用済みの切手の扱いはお店によって違います。売れるかどうかは、買取店に問い合わせて確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 昭和40年代の記念切手の値段は「使う時」と「売る時」に分けて考える
  • 当時の封書料金は15円から20円で、記念切手も15円・20円の額面が目立つ
  • 売る時の値段は、額面の小ささ・発行枚数の多さ・保存状態の3点で見当をつける
  • 少量なら手紙に使う、大量やシートが多いなら査定、思い出の物は残す
  • 小さい額面は郵便局で交換すると手数料の割合が大きい

まずは手元の切手を額面ごとに分けて、使う分と査定に出す分をざっくり決めてみてください。

記念切手ガイド

記念切手ガイド 編集部

記念切手の種類・発売日・郵便局での買い方から、手紙での使い方、家にある記念切手の値段の調べ方や売り方まで、記念切手にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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