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『来月はどんな記念切手が出るんだろう』『季節の手紙に合う切手を前もって知っておきたい』と思うことはありませんか。記念切手は種類が多いので、いつ何が出るのか分かりにくいですよね。
結論から言うと、記念切手には毎年ほぼ同じ月に出る定番があります。4月の切手趣味週間、7月のふみの日、10月の国際文通週間、11月の冬のグリーティングがその代表です。
ここでは1月から12月まで、月ごとに出る記念切手を早見表と実例で見ていき、季節の手紙に合わせた選び方までお話しします。
記念切手は月ごとに「定番」がある
毎年同じ月に出る記念切手は、行事や記念日に結びついています。まずは定番の4つを押さえておくと、1年の流れがつかみやすくなります。
記念切手の発行日は、その年の行事や節目によって変わります。ただ、毎年の記念日にちなむ切手は、ほぼ同じ時期に出るんです。
| 月 | 毎年の定番 | ひとこと |
|---|---|---|
| 1月 | お年玉切手シート | 年賀はがきのお年玉くじの賞品 |
| 4月 | 切手趣味週間 | 郵政記念日の4月20日を含む週 |
| 7月 | ふみの日 | 毎年7月23日に特殊切手を発行 |
| 10月 | 国際文通週間 | 10月9日を含む1週間 |
| 11月 | 冬のグリーティング | 2019年から2025年まで毎年11月に発行 |
この5つ以外の月にも、記念切手はたくさん出ています。ただ、それは毎年決まったものではなく、その年の大会や周年に合わせたものが中心です。
記念日と切手の関係は記念切手と記念日で詳しく紹介しています。

月別の記念切手は「定番」と「その年だけ」に分けて見る
『毎月、新しい記念切手が出るものなの?』と気になる方もいますよね。月別に見る時は、毎年出る定番と、その年だけの切手を分けて考えると分かりやすくなります。
| 分け方 | 例 | 発行日の調べ方 |
|---|---|---|
| 毎年の定番 | 切手趣味週間、ふみの日、国際文通週間、冬のグリーティング | 毎年ほぼ同じ時期。日付は日本郵便の発表で確かめる |
| 続いているシリーズ | 絵本の世界シリーズ、花の彩りシリーズ、国宝シリーズなど | 特殊切手発行プログラムに載る |
| その年だけの切手 | 大会や周年、外交の記念など | 特殊切手発行プログラムや報道発表で確かめる |
ここから先は、日本郵便の資料で確かめられる発行の例を、月ごとに紹介していきます。全部を挙げることはできないので、ほかの切手は日本郵便の切手発行一覧で探してみてください。
1月・2月・3月の記念切手
1月はお年玉切手シートの季節です。2月・3月には、冬の大会や新しいシリーズの第1集が出た年もあります。
1月の記念切手
1月の定番は、年賀はがきのお年玉くじの賞品になるお年玉切手シートです。2026年用では3等の賞品で、85円切手と110円切手が1枚ずつのシール式シートでした。当せんの割合は100本に3本です。
1月には、キャラクターのグリーティング切手が出た年もあります。
| 発行日 | 切手 |
|---|---|
| 2020年1月15日 | おいしいにっぽんシリーズ 第1集 |
| 2021年1月15日 | ムーミン(63円・84円) |
| 2021年1月22日 | 自然の記録シリーズ 第1集 |
| 2023年1月11日 | スヌーピーとピーナッツのなかまたち(84円) |
| 2024年1月17日 | ミッフィー(84円) |
お年玉切手シートのくじの仕組みは、お年玉切手シートとはで紹介しています。
2月の記念切手
2月は、冬のオリンピックの切手が出た月でもあります。1998年2月5日には、長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会記念が出ました。
1972年の札幌オリンピック冬季大会記念も、開会式当日の2月3日に出たと紹介されています。
2月22日の記念切手を探している方もいるかもしれませんね。2019年2月22日には「天皇陛下御即位三十年記念」が出ています。
82円切手で、1シート820円、発行枚数は1,000万枚(100万シート)でした。図案は鶴亀文様と菊花文様で、天皇陛下が幼少時に着た着物の吉祥文様がもとになっています。
くわしくは天皇陛下御在位30年・改元の記念切手で紹介しています。
3月の記念切手
3月の記念切手には、東京2020に関わる切手があります。2019年3月12日に寄附金付の第1回、2020年3月10日に聖火リレーの切手が出ました。
3月は新しいシリーズの第1集が出た年もあります。2020年3月19日に美術の世界シリーズ 第1集、2024年3月21日に未来に残したい文化シリーズ 第1集が出ています。
2023年3月15日からは「切手趣味への招待」も始まりました。春は新しいシリーズを集め始めるきっかけにもなりそうですね。
ここで挙げたのは、日本郵便の資料で確かめられた例です。その月に毎年同じ切手が出るわけではないので、今年の予定は特殊切手発行プログラムで確かめましょう。
4月・5月・6月の記念切手
4月の記念切手の定番は切手趣味週間です。1958年からは、郵政記念日の4月20日を含む週に行われています。
4月の記念切手
4月の記念切手といえば、切手趣味週間ですよね。2026年度の発行予定にも切手趣味週間が載っています。
4月20日は郵便の節目の切手が出やすい日でもあります。1971年4月20日の郵便創業100年記念や、2021年4月20日の切手趣味週間・郵便創業150年がその例です。
4月の記念切手には、ほかにも次のようなものがあります。
| 発行日 | 切手 |
|---|---|
| 1950年4月20日 | 郵政記念日制定記念 |
| 2003年4月1日 | 日本郵政公社設立記念(80円・10種連刷) |
| 2021年4月20日 | 切手趣味週間・郵便創業150年(84円) |
切手趣味週間の図案は切手趣味週間の記念切手で紹介しています。
5月の記念切手
5月は、毎年の定番はありませんが、行事やキャラクターの切手が出た年があります。2020年5月20日にドラえもん、2022年5月13日に沖縄復帰50周年、2023年5月10日にG7広島サミットの切手が出ています。
スポーツの切手では、2002年5月24日に2002FIFAワールドカップの記念切手、2004年5月28日に中央競馬50周年記念の切手が出ました。どちらも80円切手の2種類です。
6月の記念切手
6月の記念切手には、万国郵便連合に関わるものがあります。1927年6月20日に加盟50年、1977年6月20日に加盟100年の切手が出たとされています。
1962年から1964年にかけては、オリンピック東京大会の寄附金付切手が、6月23日にも出ていたと紹介されています。
近年では、2019年6月14日にG20大阪サミット、2020年6月16日に江戸と東京を題材にしたシリーズの第1集、2021年6月23日に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の切手が出ました。
『6月は梅雨の手紙に使える切手があるかな』と探す方もいるはずです。決まったシリーズはないので、その年の発行予定を見て選んでみてください。
「6月に出す手紙用に、記念切手を買っておきたいな」
「今年の発行予定を見て、季節に合いそうな切手がないか探してみよう」
7月・8月・9月の記念切手
7月23日にはふみの日の特殊切手が毎年出ます。近年の7月は、キャラクターのグリーティング切手が出た年も多い月です。
7月の記念切手
7月の定番は、7月23日のふみの日です。1979年7月23日に初めてふみの日にちなむ特殊切手が出て、今も毎年続いています。
7月はキャラクターの切手が出ることも多い月です。日本郵便の資料で確かめられる例を並べてみます。
| 発行日 | 切手 |
|---|---|
| 2021年7月7日 | ポケモン(63円・84円) |
| 2022年7月13日 | トイ・ストーリー(63円・84円) |
| 2022年7月27日 | ボーイスカウト日本連盟創立100周年(84円) |
| 2023年7月12日 | ミッキーとなかまたち・くまのプーさんとなかまたち |
| 2025年7月30日 | ムーミン(110円) |
ふみの日の切手の図案はふみの日の記念切手でまとめています。
8月の記念切手
8月には、秋のグリーティングが出た年があります。2026年8月19日の「秋のグリーティング」は、85円と110円の2種類でした。
ほかにも、2019年8月20日にミッフィー、2021年8月25日に日本国際切手展2021、2026年8月3日にくまのプーさんとなかまたち(110円)の切手が出ています。1999年8月23日には、20世紀デザイン切手シリーズの第1集も出ました。
2018年8月20日には、ラグビーワールドカップ2019の寄附金付切手も出ています。翌年9月の大会本番に向けた切手でした。
9月の記念切手
9月は、国体(今の国民スポーツ大会)の切手が出ることが多い月です。2024年9月4日には第78回国民スポーツ大会、2026年9月2日には第80回国民スポーツ大会・第25回全国障害者スポーツ大会の110円切手が出ています。
ただ、国体の切手は毎年9月とは限りません。2019年の第74回は8月28日の発行で、2021年の第76回は大会の中止に伴って発行が中止されました。
9月の記念切手には、2019年9月6日のラグビーワールドカップ2019や、2022年9月21日の鉄道150年もあります。国体の切手の歴史は国体記念切手で紹介しています。
10月・11月・12月の記念切手
10月は国際文通週間、11月は冬のグリーティングが定番です。12月には、絵本の世界シリーズが出た年も多くあります。
10月の記念切手
10月の定番は、10月9日を含む1週間の国際文通週間です。日本では1958年から毎年、浮世絵などを図案にした国際文通週間の切手が出ています。
10月は、大きなできごとの記念切手が出た月でもあります。
| 発行日 | 切手 |
|---|---|
| 2007年10月1日 | 民営会社発足記念 |
| 2022年10月12日 | 国宝シリーズ第3集~東京国立博物館創立150年~ |
| 2019年10月18日 | 天皇陛下御即位記念(84円) |
| 2023年10月18日 | 花の彩りシリーズ 第1集 |
| 2024年10月9日 | 万国郵便連合(UPU)創設150周年(110円) |
例えば2003年は、歌川広重の「東海道五拾三次」から、90円が川崎、110円が宮、130円が大津でした。料額は国際郵便の料金に合わせて出てきたので、海外への手紙に使いやすい切手です。
国際文通週間の切手は国際文通週間の記念切手で詳しく紹介しています。
11月の記念切手
11月の定番は冬のグリーティングです。日本郵便には「クリスマス」という名前の切手はなく、2019年から2025年まで毎年11月に「冬のグリーティング」が出ています。
例えば2023年の冬のグリーティングは11月22日に出て、63円と84円のシール式でした。発行枚数は63円が1,000万枚、84円が3,000万枚です。
11月の終わりには、絵本の世界シリーズが出た年もあります。2019年11月28日に第3集(ぐりとぐら)、2020年11月27日に第4集(レオ・レオニ)、2024年11月27日に第8集(junaida)が出ました。
グリーティング切手の選び方は、グリーティング切手とはで紹介しています。
12月の記念切手
12月には、絵本の世界シリーズの第1集(2017年12月20日)、第6集(2022年12月6日)、第7集(2023年12月6日)が出ています。切手発行一覧には、2026年12月2日の第10集(せなけいこ)も載っています。
ほかにも、2019年12月11日の星の王子さま、2021年12月6日の鬼滅の刃、2021年12月10日のピーターラビットなど、キャラクターや作品の切手が出た年があります。絵本の切手は絵本の世界シリーズの記念切手で紹介しています。
定番の切手でも、発行日は年によって違います。大会の中止で発行が取りやめになった例もあるので、買いに行く前に日本郵便の発表で日付を確かめておきましょう。
季節の手紙に合わせて記念切手を選ぶ
月ごとの定番が分かると、季節の手紙に合う記念切手を前もって用意できます。出したい手紙の時期から逆算して買っておくのがコツです。
月別の早見表は、手紙を出す予定と合わせて使うと便利です。例えば暑中見舞いを出すなら、7月のふみの日の切手を早めに用意しておく、といった使い方ができます。
| 出したい手紙 | 時期 | 合わせやすい記念切手 |
|---|---|---|
| 春のあいさつ | 4月ごろ | 切手趣味週間の切手 |
| 暑中見舞い | 7月ごろ | ふみの日の切手 |
| 海外の友人への手紙 | 10月ごろ | 国際文通週間の切手 |
| クリスマスや年末のあいさつ | 11月から12月 | 冬のグリーティング |
例えばこんな場面
12月に、離れて暮らす家族へカードを送ろうと考えている場面です。
「冬らしい切手を貼って送りたいな」
「11月に冬のグリーティングが出るから、出たら早めに買っておこう」
記念切手は売り切れることもあるので、季節の手紙に使いたいなら、発行されたら早めに手に入れておくのがおすすめです。

- 出す時期と、その月の定番の切手を確かめる
- 料額が今の料金に合っているか見る(はがき85円・定形郵便物110円)
- 足りない分を足す切手も一緒に用意する
- 発行日の午前9時から売り出されることを覚えておく
家にたまった月別の記念切手はどうする?
毎年の定番を集めていると、年ごとに記念切手がたまっていきますよね。切手には有効期限がないので、料金が足りない分を足せば手紙に使えます。
料額の変わり目にも気をつける
2024年10月1日の郵便料金の改定で、はがきは85円、定形郵便物は110円になりました。グリーティング切手も、2024年10月発行分から110円のものが出ています。
『前の年に買った84円の記念切手は使えないの?』と思うかもしれません。足りない26円分の切手を足せば、定形の封書に使えます。
使い切れないほどまとまった量がある場合は、無料の査定で今の値段を確かめてから、使うか売るかを決める方法もあります。
切手買取のバイセル
使わない記念切手、今いくらになるか確かめてみませんか
切手シートやバラ切手がまとまってあるなら、切手の買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
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発売日の調べ方は、記念切手の発売日の調べ方でまとめています。

月別の記念切手についてよくある相談
月別の記念切手については、特定の日に出た切手の買い方や、1年の発売予定を知る方法についての相談が多く寄せられます。
2月22日のように日付がそろった日の記念切手はどこで買える?
平成22年2月22日のように、数字がそろった日に出た記念切手をどこで買えるのか、その日だけの販売なのか、という相談です。
その日の切手が実際に出ていたかどうかは、日本郵便の切手発行一覧で年から探して確かめてみてください。記念切手は発行日の午前9時から売り出され、発行日を過ぎても在庫のある郵便局なら買えることがあります。
銀座郵便局の通信販売は、発行日からおおむね1カ月の販売期間です。郵便局の在庫は店舗ごとに違うので、直接問い合わせておくと確実です。
記念切手の発売日の年間予定は分かる?
記念切手の発売日の年間予定を、絵柄付きで知る方法はあるか、という相談もあります。
日本郵便は、年度の発行予定を「特殊切手発行プログラム」というPDFで公開しています。絵柄は発行が近づくと報道発表や切手発行一覧で確かめられるので、両方を見ておくと安心です。
小さな郵便局でも記念切手は買える?
近所の小さな郵便局でも記念切手やふるさと切手を買えるのか、売り切れることはあるのか、という相談です。
記念切手は全国の郵便局などで売られますが、一部の郵便局ではお取り寄せになることもあります。売り切れる場合もあるので、欲しい切手があるなら発行日の前に問い合わせてみてください。
よくある質問
毎年決まった月に出る記念切手はありますか?
あります。4月の切手趣味週間、7月23日のふみの日、10月の国際文通週間、11月の冬のグリーティングが代表的です。
12月にクリスマスの切手は出ますか?
日本郵便には「クリスマス」という名前の切手はありません。冬のあいさつ用には、毎年11月に出ている「冬のグリーティング」があります。
2月22日に出た記念切手はありますか?
2019年2月22日に「天皇陛下御即位三十年記念」が出ています。82円切手で、1シート820円でした。
今年の記念切手の発行予定はどこで分かりますか?
日本郵便の「特殊切手発行プログラム」というPDFで、年度の予定を確かめられます。過去の発行は切手発行一覧で探せます。
まとめ
- 記念切手には毎年ほぼ同じ月に出る定番がある
- 4月は切手趣味週間、7月はふみの日、10月は国際文通週間、11月は冬のグリーティング
- 1月はお年玉切手シート、7月はキャラクターの切手が出た年も多い
- 定番でも発行日は年によって違うので、日本郵便の発表で確かめる
- 季節の手紙に使うなら、発行されたら早めに用意しておく





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