記念切手は売る?使う?迷った時の判断表と使い切るコツ

記念切手を売るか使うかで迷った時の判断表を紹介する記事のアイキャッチ

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手元の記念切手を前に、『売った方が得なの?それとも使った方がいいの?』と迷っている方も多いはずです。調べるほど、どちらの意見もあって決めにくいですよね。

結論から言うと、記念切手を売るか使うかは、枚数・額面・図案の人気・手紙を出す回数の4つで決まります。4つの質問に答えていくと、手元の切手に合う答えが見えてきます。

この記事を読めば、売るか使うかの判断表と、それぞれを選んだ後にやることが分かります。

目次

売るか使うかは「4つの質問」で決まる

先に結論

記念切手は、買取では額面より低い価格になることが多いと言われています。一方で、手紙に使えば額面どおりの価値で使えます。だからこそ、使い切れる量かどうかが判断の分かれ目なんです。

売るか使うかで迷った時は、次の4つを自分に聞いてみてください。

  1. 枚数|手元に何枚くらいあるか
  2. 額面|今の郵便料金に使いやすい額面か
  3. 図案の人気|古い切手や、よく名前を聞く図案が混ざっていないか
  4. 手紙を出す回数|1年に何通くらい郵便を出すか

答えがそろうと、手元の切手が「使い切れる量」なのか「使い切れない量」なのかがはっきりします。

売る場合と使う場合、それぞれの損得

使えば額面どおり、売れば現金になる

使う場合は額面の価値をそのまま活かせますが、使い切るまでに時間がかかります。売る場合は早く片付きますが、値段は額面より低くなることが多いと言われます。

『売っても安いなら、使った方が得では?』と思いますよね。確かにその通りなのですが、量が多いと話が変わってきます。

使う場合
  • 額面どおりの価値で郵便に使える
  • 切手に有効期限はなく、いつでも使える
  • 好きな図案を手紙で楽しめる
売る場合
  • 額面より低い価格になることが多いと言われる
  • 査定や申し込みの手間がかかる
  • 図案を手放すことになる

ただ、使う場合にも弱いところがあります。年に数通しか手紙を出さない人が、何百枚もの切手を使い切るのは大変ですよね。

保管が長くなると、湿気や日焼けで切手が傷むこともあります。汚れたり破れたりした切手は、郵便に使えなくなります。

比べること使う売る郵便局で交換
受け取るものなし(郵便に使う)現金(査定額)普通切手やはがき
額面に対して額面どおり額面より低いことが多い手数料の分だけ減る
片付くまでの時間使い切るまでかかる早い早い
向いている人手紙をよく出す量が多い・現金にしたい額面を使いやすくしたい

額面割れのくわしい話は記念切手の額面割れとは?で紹介しています。

4つの質問で決める判断表

「使い切れるか」で答えを出す

手紙を出す回数に対して切手が多すぎるなら売る、少ないなら使う、が基本です。古い切手や気になる図案は、どちらに決める前に分けて査定で見てもらいましょう。

4つの質問の答えを、表にあてはめてみてください。いちばん近い行が、手元の切手に合う答えです。

枚数額面図案の人気手紙を出す回数向いている答え
数十枚以上問わない古い切手や気になる図案がある問わない分けて専門の買取店で無料査定
アルバムや箱でたくさん昔の小さな額面が多い最近の物が中心年に数通売る(専門の買取店の無料査定)
数十枚今の料金に近い最近の物が中心月に何通も出す使う
数枚〜十数枚今の料金に近い問わない年に数通使う
数枚〜十数枚使いにくい額面最近の物が中心年に数通郵便局で普通切手やはがきに交換
少し問わない思い出のある図案問わない手元に残す
枚数・額面・図案の人気・手紙を出す回数の4つから、売る・使う・交換する・残すのどれが向くかを選ぶ判断表の図解

使い切れるかを数字で確かめる

迷ったら、1年に出す郵便の数と、手元の切手の額面の合計を比べてみましょう。2024年10月の改定後の料金は、はがきが85円、定形郵便物が110円です。

例えば、1年に定形郵便物を10通ほど出す人なら、1年で使う切手は1,100円分くらいです。額面の合計がその何倍もあるなら、使い切るまでに何年もかかることになりますよね。

例えばこんな場面で考える

実家から、昭和のころの記念切手のシートがアルバムに何冊も出てきた場合は、手紙で使い切るのは難しい量です。古い切手が混ざっていないかを分けたうえで、まとめて査定に出す方が向いています。

一方、引き出しから最近の記念切手が十数枚だけ出てきた場合は、売り先を探すより、手紙に使う方がずっと早く片付きます。

家族の切手で迷ったら

親や祖父母が集めた切手は、自分ひとりで決めにくいですよね。そんな時は、判断表の答えを家族に見せて、こんなふうに相談してみてください。

「使い切れない分は査定に出して、残したい図案だけ取っておこうと思うけど、どうかな?」

「お父さんが特に気に入っていた切手があったら、先に教えてほしい」

先に残す物を決めておくと、売るか使うかの話もすんなり進みます。

売るか使うか迷うほどの量があるなら、まずは無料の査定で今の値段を確かめてから決める方法もあります。

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使うと決めたら|手紙で使い切るコツ

差額を足せば昔の切手も使える

切手に有効期限はないので、昔の額面の記念切手も、今の料金との差額を足せば郵便に使えます。組み合わせを決めておくと、使い切るのがぐっと楽になります。

『昔の切手だと、料金が足りないのでは?』と心配になりますよね。料金が上がった後は、旧料金の切手に新しい料金との差額を足して使えば大丈夫です。

手元の記念切手はがき(85円)にするには定形郵便物(110円)にするには
84円1円を足す26円を足す
63円22円を足す47円分を足す
82円3円分を足す28円分を足す
50円35円分を足す60円分を足す
昔の額面の記念切手に差額の切手を足して、はがきや定形郵便物の料金にする組み合わせの図解

足す分は、1円や2円、10円、20円といった普通切手を組み合わせると作りやすいです。貼る時のマナーや組み合わせのコツは記念切手の使い方で紹介しています。

使い切るための準備
  • 額面ごとに分けて、よく使う額面を手前に置く
  • 差額に使う小さな額面の普通切手を少し用意する
  • 手紙やはがきを出す予定を書き出してみる
  • 汚れや破れのある切手は、使う前に分けておく

使う場面を決めておくと減っていく

切手は、使う場面を決めておかないと、なかなか減りません。例えば、季節のあいさつのはがき、お礼状、書類の返送など、ふだん郵便を出す場面を思い浮かべてみてください。

請求書の返送や申込書の郵送のような事務的な郵便にも、記念切手は使えます。封筒の右上に好きな図案があるだけで、受け取った人がちょっとうれしくなることも。

手紙を書くのが好きな人なら、図案を季節や相手に合わせて選ぶ楽しみもあります。使うと決めた切手は、レターセットと一緒に手の届く所に置いておきましょう。

使いにくい額面は郵便局で交換する

組み合わせが面倒な額面は、郵便局で普通切手やはがきに交換する方法もあります。手数料は、2024年10月の改定後で、99枚までなら1枚につき6円、100枚以上なら1枚につき13円です。

どの品を持ち込んでも特殊切手には交換できないので、記念切手の図案は手放すことになります。交換の決まりは記念切手は郵便局で交換できる?で紹介しています。

補足

郵便局では、切手を現金で払い戻していません。現金にしたい時は、切手の買取を使うことになります。

売ると決めたら|査定の前にやること

分けてから出すと納得しやすい

売ると決めたら、使う分と残す分を先に取り分け、残りを分けてから査定に出します。どの切手がどう評価されたかが分かるので、結果に納得しやすくなります。

売ると決めても、箱ごと出す前にひと手間かけておくのがおすすめです。『全部まとめて渡せば楽なのに』と思うかもしれませんが、分けておくと査定の説明がぐっと聞きやすくなります。

売る前の手順
  1. 使う分(今の料金に近い額面)と、残したい図案を取り分ける
  2. 残りをシート・バラ・使用済みに分ける
  3. 額面ごとの枚数を数えて、額面の合計をメモする
  4. 古い切手や気になる図案は別の封筒に入れる
  5. 本人確認書類を用意して、査定を申し込む
よくある失敗

少しでもきれいに見せようと、シミを拭いたり、くっついた切手をはがしたりすると、かえって傷めてしまいます。手を加えず、そのままの状態で査定に出しましょう。

買取の流れは記念切手の買取|売る前に知っておきたいことと流れで紹介しています。

記念切手を売るか使うかでよくある相談

迷いの多くは「もったいない」から

知恵袋では、記念切手は使ってしまっていいのか、安くしか売れないなら使った方がいいのか、という相談がよく見られます。要点だけまとめて答えます。

記念切手は、どんどん使ってしまっていい?

カタログに載っている値段が高いので、記念切手を使うのをためらってしまう、という相談です。『もったいない』と感じる気持ち、よく分かります。

カタログの値段と、実際に売れる値段は同じとは限りません。多くの記念切手は、買取では額面より低い価格になることが多いと言われています。

古い切手や気になる図案だけを分けて残し、最近の物は手紙で楽しんで使う、という分け方もおすすめです。

額面よりかなり安くしか売れないなら、使った方がいい?

大量の記念切手が出てきたものの、どう売っても額面よりかなり低い値段にしかならないようなので、使った方がいいのか、という相談です。

手紙をよく出すなら、使う方が額面どおりの価値を活かせます。ただ、量が多すぎて何年たっても使い切れないなら、一部を売って、使う分だけ残すのが現実的です。

例えば、今の料金に近い額面の物を使う分として取り分け、残りを査定に出すと、どちらの良さも活かせます。

昭和の記念切手を貼って送ってもいい?

郵便を受け取る側で、昭和のころの記念切手をたくさん貼ってくる人が多いけれど、問題はないのか、という相談です。

切手に有効期限はないので、料金が足りていれば昭和の記念切手も使えます。小さな額面を何枚も貼ると封筒がにぎやかになるので、宛名や住所にかからないように貼ってみてください。

貼る枚数が多くなりそうな時は、額面の大きい物から先に選ぶと枚数を減らせます。それでも多すぎる時は、郵便局で使いやすい額面の普通切手に交換する方法もあります。

よくある質問

記念切手は売るのと使うのでは、どちらが得ですか?

手紙をよく出す人なら、額面どおりの価値で使える分、使う方が得なことが多いです。使い切れない量がある時は、売って現金にする方が早く片付きます。

古い記念切手は今も使えますか?

切手には有効期限がないので、今も使えます。料金が上がっているので、今の料金との差額の切手を足して貼ってください。

売るか使うか決められない時はどうすればいいですか?

4つの質問(枚数・額面・図案の人気・手紙を出す回数)に答えてみてください。それでも迷う時は、査定で今の値段を確かめてから決めると判断しやすくなります。

一部だけ売って、残りを使ってもいいですか?

もちろんできます。今の料金に近い額面の物を使う分として取り分け、使い切れない分や古い切手を査定に出すと、どちらの良さも活かせます。

記念切手を郵便局でお金に換えられますか?

郵便局では切手を現金で払い戻していません。手数料を払えば、普通切手やはがきに交換できます。

まとめ

この記事の要点
  • 記念切手を売るか使うかは、枚数・額面・図案の人気・手紙を出す回数で決まる
  • 使えば額面どおり、売れば早く片付くが額面より低いことが多いと言われる
  • 手紙を出す回数に対して多すぎる量なら売る、使い切れる量なら使う
  • 昔の額面の切手も、差額を足せば今の郵便に使える
  • 使いにくい額面は郵便局で交換、古い切手や気になる図案は分けて査定へ

まずは1年に出す郵便の数と、手元の切手の額面の合計を比べてみてください。使い切れるかどうかが分かれば、答えはもう半分出ています。

記念切手ガイド

記念切手ガイド 編集部

記念切手の種類・発売日・郵便局での買い方から、手紙での使い方、家にある記念切手の値段の調べ方や売り方まで、記念切手にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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