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せっかく記念切手を売るなら、『少しでも高く売りたい』と思うのは自然なことですよね。でも、何をすれば査定が上がるのかは、なかなか分かりにくいものです。
結論から言うと、記念切手を高く売るコツは、切手の値段を下げてしまう失敗を避け、評価されるところをきちんと見てもらう準備をすることです。切手そのものの価値は変えられなくても、出し方で結果は変わります。
この記事を読めば、査定の前にやっておくと良いことと、やらない方が良いことが一覧で分かります。
記念切手を高く売るコツは「値段を下げない準備」
記念切手は、買取では額面より低い価格になることが多いと言われています。だからこそ、状態を落とさない、見落とされない、比べて選ぶ、の3つで「本来の値段」をきちんと受け取ることが大事です。
『高く売る裏ワザがあるのでは?』と期待した方もいるかもしれません。実は、切手の値段は種類や状態、量、時期で決まるので、売る側が値段そのものを上げることはできないんです。
その代わり、準備の仕方で「本来より安くなってしまう」ことは防げます。高く売るコツは、次の3つに分けて考えると分かりやすいです。
| コツ | 何をするか | 防げること |
|---|---|---|
| 状態を落とさない | 湿気・日焼け・折れから守る | 傷みによる値下がり |
| 見落とされない | 古い切手や気になる図案を分けておく | 他の切手と一緒にまとめて見られること |
| 比べて選ぶ | 出し方の条件を確かめ、査定を比べる | 条件の合わない売り先で売ってしまうこと |
相場の考え方は記念切手の買取相場の見方で紹介しています。
やっておくと良いこと・やらない方が良いこと
査定の前にやっておくと良いのは、分ける・数える・平らに保つことです。反対に、拭く・はがす・切り離すといった、切手に手を加えることは避けましょう。
よかれと思ってやったことが、かえって値段を下げてしまうことも。どちらに当てはまるか、表で確かめてみてください。
| 場面 | やっておくと良いこと | やらない方が良いこと |
|---|---|---|
| シート | 折らずに平らなまま保つ | シートをバラに切り離す |
| バラ | 同じ額面ごとにまとめる | セロハンテープで台紙に貼る |
| 汚れ・シミ | そのままにして別の山にする | 水や布で拭いてきれいにする |
| くっついた切手 | そのままの状態で出す | 無理にはがす |
| 古い切手 | 別の封筒に入れて分けておく | 他の切手と混ぜて箱に入れる |
| 保管 | 湿気と日光を避けて保管する | 日の当たる窓辺や湿った押し入れに置く |
| 数える | 額面ごとの枚数と合計をメモする | 中身を知らないまま箱ごと渡す |

- 分けて、数えて、メモしておく
- 平らに、乾いた場所で保つ
- 出し方の条件を先に聞く
- 拭く、はがす、切り離す
- セロハンテープで貼る
- 中身を知らずに箱ごと渡す
シートはシートのまま
記念切手は、シートのまま残っている方が、何の切手かが分かりやすく扱いやすいことが多いです。『バラにした方が数えやすい』と切り離すのは、やめておきましょう。
シートの見方は記念切手シートとは?で紹介しています。
バラは台紙に貼ると上がる店も
店によっては、同じ額面のバラを指定の台紙に貼ると、買取価格が上がる所もあります。ただ、貼り方には決まりがあり、セロハンテープは使えないこともあります。
一定の枚数以上が条件になっている所もあるので、作業を始める前に、申し込む店の案内を確かめてみてください。バラの扱いはバラの記念切手は売れる?でも紹介しています。
古い切手は他と分けて見てもらう
箱の中に古い切手が混ざっていても、他の切手と一緒になっていると気づかれにくくなります。『これは古そうだな』と思った物は、別の封筒に入れておきましょう。
封筒の表に「古い切手」と書いておくと、査定の時にも伝えやすくなります。値段がつくかどうかは査定で決まりますが、見てもらう機会を逃さないことが大事です。
古い切手の見分け方は高い記念切手とは?でも紹介しています。
保管中から査定当日まで|時期ごとの準備
高く売るための準備は、保管している間・仕分けの時・申し込む前・査定の当日の4つの時期に分けると進めやすくなります。それぞれの時期にやることは多くありません。
一度に全部やろうとすると大変ですよね。時期ごとに分けて、できることから進めてみましょう。
保管している間
売るまでの間は、切手を湿気と日光から守ることがいちばん大事です。シミや黄ばみが出ると、評価が下がりやすくなります。
ストックブックや封筒に入れ、乾いた場所に平らに置いておきましょう。
押し入れの奥や、日の当たる窓辺は避けた方が安心です。保管のコツは記念切手の保管方法で詳しく紹介しています。
仕分けの時
仕分けでは、シート・バラ・使用済み・傷んだ物・古い切手の5つくらいに分けておくと十分です。古い切手は、1871年発行の「竜切手」や、切手趣味週間の「見返り美人」「月に雁」のように、よく名前が挙がる物が混ざっていないかを見ておきます。
申し込む前
申し込む前に、出し方の条件を問い合わせておくと、条件の合わない売り方を避けられます。例えばこんな聞き方です。
「バラの切手は、台紙に貼った方がいいですか?貼り方の決まりはありますか?」
店によっては、汚れたバラなども引き取る扱いを、出張と店頭の場合だけにしている所もあります。傷んだ切手が多い時は、どの方法で出すかも一緒に聞いておきましょう。
査定の当日
当日は、山ごとに金額を聞き、額面の合計のメモと比べます。例えばこんな聞き方です。
「シートの山と、古い切手の封筒で、それぞれどのくらいになりますか?」
金額の理由を聞いておくと、他の店と比べる時にも役立ちます。納得できなければ、その場で決めずに断っても大丈夫な所が多いです。
査定額に納得できなかった時に、宅配だと返送料を自分で払う所もあります。比べるつもりなら、キャンセルの扱いも申し込む前に聞いておきましょう。
- 切手を湿気と日光の当たらない場所に移す
- シート・バラ・使用済み・傷んだ物・古い切手に分ける
- 額面ごとの枚数を数えて、額面の合計をメモする
- 申し込む店に、バラの出し方とキャンセルの扱いを聞く
- 査定を受け、山ごとの金額を聞いて比べる
- シートを折らずに平らにまとめた
- バラは同じ額面ごとにまとめた
- 汚れや破れのある物を別の山にした
- 古い切手や気になる図案を別の封筒に入れた
- 額面ごとの枚数と、額面の合計をメモした
- 本人確認書類を用意した
少しでもきれいに見せようと、シミを拭いたり、くっついた切手を水につけてはがしたりすると、かえって傷めてしまいます。傷んだ物は、そのままの状態で見てもらいましょう。
切手は、郵便に使う場合も汚れたり破れたりした物は使えません。状態を守ることは、売る時だけでなく、手紙に使う時にも役立ちます。
高く売りたい時の売り先の選び方
まとまった量や古い切手があるなら、切手の買取専門店で査定を受け、できれば2〜3か所で比べてみます。少しだけなら、売るより手紙に使う方が額面どおりの価値を活かせます。
どこに出すかでも、受け取れる金額や手間は変わります。手元の状況に近い行を探してみてください。
| 手元の状況 | 向いている方法 | 高く売るためのひと工夫 |
|---|---|---|
| シートや古い切手がまとまってある | 切手の買取専門店の無料査定 | 同じ分け方で2〜3か所の査定を比べる |
| バラがたくさんある | 台紙貼りの決まりがある専門の買取店 | 決まりどおりに台紙に貼ってから出す |
| 傷んだ切手が多い | 出張買取か店頭買取 | 送る途中で傷むのを避ける |
| 今の料金に近い額面が少しだけ | 手紙やはがきに使う | 売るより額面どおりの価値で使える |
| 使いにくい額面が少しだけ | 郵便局で普通切手やはがきに交換 | 手数料(99枚まで1枚6円)の分だけで使える額面になる |
査定を比べる時は、同じ切手を同じ分け方で出すのがコツです。分け方が違うと、どこで金額に差が出たのかが分からなくなります。

まとまった量の記念切手があるなら、まずは無料の査定で今の値段を確かめ、比べてから決める方法もあります。
切手買取のバイセル
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切手シートやバラ切手がまとまってあるなら、切手の買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
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記念切手を高く売るためのよくある相談
知恵袋では、額面以上で売る方法はないか、台紙貼りはやった方がいいか、解説書があると高くなるか、という相談がよく見られます。要点だけまとめて答えます。
昔たくさん買った記念切手。額面以上で売る方法はない?
昭和のころに記念切手をたくさん買っていて、なるべく高く、できれば額面以上で売りたい、という相談です。せっかく集めた物なので、そう思いますよね。
多くの記念切手は、買取では額面より低い価格になることが多いと言われています。古い切手や人気の図案の中には値段がつきやすい物もありますが、どれがそうかは査定で確かめるしかありません。
まずは分けて査定に出し、額面より低い物は手紙に使う、という分け方をすると、手元の切手の価値をいちばん活かせます。
台紙貼りは、やった方がいい?
記念切手を売ろうと調べていたら、A3の紙にバラを貼る「台紙貼り」が出てきたけれど、やった方がいいのか、という相談です。
同じ額面のバラを指定の台紙に貼ると、買取価格が上がる店もあります。ただ、貼り方の決まりは店ごとに違い、セロハンテープは使えないこともあります。
先に申し込む店を決めて、その店の決まりどおりに貼るのがコツです。決まりを知らずに貼ると、かえって手間が増えることも。
切手の解説書があると高く売れる?
記念切手や特殊切手と一緒に、切手の解説書が残っていて、あった方が高く売れるのか、という相談です。
解説書がどう評価されるかは、店によって違います。捨ててしまう前に、切手と一緒に出して、査定の時に聞いてみてください。
切手と解説書がばらばらにならないよう、同じ袋に入れておくと安心です。
よくある質問
記念切手を高く売るために、いちばん大事なことは何ですか?
切手の状態を落とさないことです。湿気や日光を避けて保管し、拭く・はがす・切り離すといった手を加えないことが、値段を下げないいちばんのコツです。
汚れた記念切手は、きれいにしてから出した方がいいですか?
きれいにしようとすると、かえって傷めてしまうことがあります。汚れた物は別の山にして、そのままの状態で査定に出してください。
何か所かで査定を受けた方がいいですか?
まとまった量がある時は、比べてから決めると納得しやすくなります。比べる時は、同じ切手を同じ分け方で出すと、どこで差が出たかが分かります。
バラの切手は、自分で台紙に貼った方がいいですか?
同じ額面のバラを指定の台紙に貼ると、買取価格が上がる店もあります。貼り方の決まりは店ごとに違うので、先に申し込む店を決めてから、その店の案内どおりに貼ってみてください。
記念切手は早めに売った方が高いですか?
値段は時期によって変わるので、いつが高いとは言い切れません。ただ、保管が長いと傷むこともあるので、使う予定がない物は、状態がよいうちに査定で値段を確かめておくと安心です。
まとめ
- 記念切手を高く売るコツは、値段を下げてしまう失敗を避けること
- やっておくと良いのは、分ける・数える・平らに保つこと
- やらない方が良いのは、拭く・はがす・切り離す・セロハンテープで貼ること
- バラは、店の決まりどおりに台紙に貼ると価格が上がる店もある
- まとまった量は専門の買取店で比べ、少しだけなら手紙で使うか郵便局で交換
まずは手元の記念切手を、湿気と日光の当たらない場所に移すところから始めてみてください。それだけで、査定までの間に値段を下げてしまう心配がひとつ減ります。





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